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「Unravel」MV公開!

「Unravel」MV公開!

2022年9月9日(金)リリースのカバーアルバム「Animetic」収録曲、
「Unravel / TK from 凛として時雨 『東京喰種トーキョーグール』 OPテーマ」インストカバーのMVが公開となりました!

前作「廻廻奇譚/Eve『呪術廻戦』OPテーマ」に続き“インストリリック”という演出となっています!

また先行シングルとして楽曲も各サービスにて配信中!
そちらもチェックを!

◆MVはこちら
https://youtu.be/CZ8aJPv616c


◆ASTERISM「Unravel」配信URL(全世界共通)
https://orcd.co/unravel_asterism


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◆メンバーコメント

HAL-CA(Gt)
初の試みだったインストリリックシリーズですが、ギターの音をリリックに起こすというのは想像以上に難しく、実際に歌ってみたりしながら書きました。
今の音はジュクジュクなのかズクズクなのか、とか(笑)。
どっちの方がより音と合っているかな、なんて考えながら書いていると、弾いたり聴いたりするだけじゃ気がつかないぐらいの沢山のニュアンスが1本のギターの中にあることに気づきました。
リリックを見ても、その細かいニュアンスの違いみたいなものが伝わるように意識してオノマトペを作っていきました。
MVの映像と合わさったリリックを見た時は感動しました!

MIYU(Ba)
インストリリックビデオということで自分の弾いている音を文字起こしする際、ずっと「デュデュデュ」みたいな同じ文字を書いていると、ゲシュタルト崩壊を起こして、何を書いているのか本当にわからなくなってしまうことがあって苦戦しました(笑)!
そうして出来上がったインストリリックが、僕達の演奏と凄くカッコよくマッチした仕上がりになったので、是非皆さんにも見て欲しいです!

MIO(Dr)
ドラムの音を実際に文字に変換してみると、軽いタッチや重いタッチだけではなく、シンバルやスネアなどが重なり合う部分だったり、組み合わせの違う様々な音をどう表現しようかと悩みました。悩んだ結果、実際にドラムの動きをやってみたり、全身を動かすことでニュアンスをつかみ、文字にできました。臨場感あるインストリリックになったと思います!

◆GAC監督 制作インタビュー
「メタルバンドのMVを…」と初めて声をかけて頂いた時に想像したイメージとは全く違うものが出来上がりました。

ASTERISMの曲を初めて聞いた時、声が聞こえるというか、まるでそれぞれの楽器が歌っている(叫んでいる)かのような錯覚に陥りました。
自分がよく知っている曲ということもあるのですが、ギター・ベース・ドラムだけでこんな表現が出来るのか…と衝撃を受けたのをハッキリと覚えています。
そんなASTERISMサウンドのMVをどのように組み立てて行けば良いのかとても悩みました。いわゆる「ザ・メタルMV」ではないことは確かだったのですが、何かASTERISMの魅力を別の形で表現できないかと。。。

そんな中で弊社spirotの企画ブレスト会議の休憩中にふと湧き上がったのが「インストバンドだけど、リリックムービーにできないか?」という一つのアイデアでした。

昨今、日本で主流となりつつあるリリック動画は一つの日本文化(だと自分は思っています)であり、海外の方にもその面白さや情緒的な部分を感じて頂けるのではないか?
また今回の楽曲はアニメ主題歌のカバーということあり、奏でる音が声に聞こえるという印象と、若さ溢れるアグレッシブさ+超絶技巧をパッケージングするには持ってこいのコンセプトなのでは?長い休憩の中で話は盛り上がり、一気にコンセプトが決まりました。

更に関係各所の皆さんと話を重ね、それを基軸にしたMVを組み上げることになりました。これが「インストリリック」の生まれた瞬間だと思います。

初めてメンバーの3人にお会いしたのはMV撮影の時で、それぞれが温和な雰囲気の持ち主でこんな図太い音を掻き鳴らすようには見えなかったのですが、プレイが始まった瞬間にその意識が吹き飛びました。

とてもハードな撮影だったのですが、素晴らしいパフォーマンスの連続でモニターを見ていて本当に楽しかったですし、事あるごとに鳥肌が立ちました。

その温和な一面と表裏一体の熱のあるアグレッシブな演奏を感じてもらいたい。
今回のカバーMVではそんな一面も瞬間的に折り込みながら、
原作コミックスやアニメ作品のようなイメージをベースにしながらリリックを乗せてみました。
裏話ですが、このリリックはASTERISMメンバーに書き起こして頂いています。
ただの擬音ではなく、曲に沿った音の視覚化=リリックというところがポイントなので、本人たちに聞こえている音のイメージを是非一緒に感じて頂ければと思っています。

また、制作する中で難しかったのが「英語での表現」という部分でした。
当初、音の英字リリックを直感的に感じ取ることが非常に難しく、「これは果たして合っているんだろうか。。。」と首を捻ることがあったのですが、制作が進むにつれ、段々と脳内でカタカナに置き換えて映像を見ている自分がいて、それはとても不思議な感覚でした。
海外の皆さんにはこれがどう映っているのか、どう感じているのか、よかったら是非教えて頂きたいなと思っています。

長くなってしまいましたが、簡潔に言えば、、、「大変だったけどメチャクチャ楽しかった!」そんな一言に尽きるかなと。

ディレクター:中田 岳 / GAC(spirot inc. )

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